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用語の整理:旋法・対位・和声・コード・十二音 [Tips for DTM/作曲など]

メモ的なもの。自分の知識の整理です。ごく私的な把握の仕方なので(専門でもないし)厳密性を欠くとは思いますが大目に見てやって。

西洋音楽の流れとしては 「旋律」から「響き」への移行というのがあると思います。
大雑把にいえば…
単旋律(音階・旋法)

複数の旋律の絡み合い(対位法)

和音の響き(和声法)

その発展・簡略系(コード)

番外編:無調・セリエル

というような。それぞれについて簡単に解説を加えていくとしましょうか。

・音階(スケール)
音階とは何か、ってのを改めて説明するのは煩雑になりそうなので割愛。
まあたとえば「○○音階」というのがあったとすれば、、音階というのは「○○音階」的な音楽を構成するための音の群、といったところでしょうか。
「○○音階」を使えば○○っぽい音楽になる、ぐらいの把握でいいのかもしれない。

音階というものが話題になるのは、特徴的な音階をメロディに使う、という場合でしょう。
たとえばジプシー音階とか、スコットランド音階、琉球音階とか。この辺りを使えば「民族っぽい」感じが得られます。
あともう少し広くとれば五音音階(ペンタトニック)というのもありますね。まあ、単に五音でできている音階の総称なのですが(四七抜き音階とかが含まれます)。

この辺は長々と解説を聞くより、色々と実例をみた方がわかりやすいでしょう。

Wikipediaの「音階」の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%9A%8E

ちなみに、長・短調も勿論音階的にとらえられます。

・旋法(モード)
ものすごい荒っぽい説明になりますが…

①まずピアノの白鍵を想像してください。
②好きな音を選んでください(とりあえず「レ」にしておきますか)
③その音から順々に一オクターブ上まで鳴らしていってください。「レ」から始めた場合は「レミファソラシドレ」になりますね。
④それが②で選んだ音を基準の音(=基音)とする「旋法」です。

「?」でしょうか。そういう場合は、基音を揃えてみればよくわかるのではないでしょうか。
全部基音がドに揃えてみると、

a 基音「ラ」の旋法  ド レ ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ♭ ド
b 基音「シ」の旋法  ド レ♭ ミ♭ ファ ソ♭ ラ♭ シ♭ ド
c 基音「ド」の旋法  ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
d 基音「レ」の旋法  ド レ ミ♭ ファ ソ ラ シ♭ ド
e 基音「ミ」の旋法  ド レ♭ ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ♭ ド
f 基音「ファ」の旋法 ド レ ミ ファ♯ ソ ラ シ ド
g 基音「ソ」の旋法  ド レ ミ ファ ソ ラ シ♭ ド

このように違った音階が得られます。これをそれぞれ「旋法」と呼ぶのだ、ととりあえずは思ってもらえればいいと思います。
ちなみにそれぞれギリシアの地名を取った名前がついていて
a:エオリア
b:ロクリア
c:イオニア
d:ドリア
e:フリギア
f:リディア
g:ミクソリディア
となっています。今日の「モード」の起源は「教会旋法」と呼ばれる中世の旋法(グレゴリオ聖歌、とかですかね)で、それはもう少し複雑なのですが、ここでは割愛します。
ちなみに、長調は「イオニア」、短調は「エオリア」をもとにして作られた物だとのこと。

これらの旋法を使うと、普通の調性音楽とは違う雰囲気が得られます(ただしイオニアとエオリアは除く)。

・対位法
中世頃に起源があり、バロック時代頃に最も興隆した音楽理論です。まあ、バッハ・ヘンデルあたりの音楽を想像してもらえればイメージが掴みやすいかと。

簡単にいえば複数の旋律を(それぞれ独立させたまま)綺麗に鳴らすための技法です。
点(音符)に対して点の対応、というようなイメージでしょうか(英語でcounterpointだし)。
このあたりは禁則も多く複雑なので詳しい説明は割愛します。
2声対位法の基本ぐらいは覚えといて損はないかも…

ちなみに「擬似対位法」なるものがあるらしくて、なんでも「和声の中で、(対位法に完全には則らずに)複数の旋律を鳴らす」というようなものらしいです。一見対位法っぽく聞こえる、ような感じですかね。
バロックっぽい(音楽ジャンル的に言えば「ゴシック」かな?)雰囲気を出すにはそちらの方がお手軽そうですね。

・和声法からコード
対位法が「各声部の独立を維持したまま」響きを問題にしているのに対して、和声法では単純に「響き」だけを問題にしています。だから対位法より禁則はずっと少ない。
和声法では和音の機能に焦点を当てていて、基本的に三種類の和音 T(トニック)とS(サブドミナント)とD(ドミナント)をどう並べていくか(と、各声部をどう連結させるか)ということにそのアイディアは集約されると思います。まあ、作曲の基本、という感じなのでこれは私があえて何か言わねばならない、ということもないでしょう。
コードは和声法の考えをベースに、より実用的な形で作曲できるようにする記法、ぐらいで問題ないでしょうかね。調性の複雑化、崩壊のために、純粋に鳴っている和音を記述した方が楽だからってことだったのかもしれません。

・無調、セリエル
調性崩壊後の「現代音楽」の一時主流であった作曲技法。非常に不安定な感じを醸し出す。前者は調性がない、もしくは曖昧な音楽であり、後者は特定の「音列(セリー)」を中心に構成していく音楽(しかも調性感が気迫)です。私はまったくその方面は疎いので、興味があれば「十二音技法」とかで検索してみると良いでしょう。

後半適当になりましたが、まあメモだから仕方がない。もっと自分ちゃんと勉強しよう、と書きながら思ったよ。

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